京都府認知症グループホーム協議会 > 市民フォーラム
【第1部】
1. 記念講演「住み慣れた街ではじまる認知症包括ケア」
林理之先生が、臨床経験(症例と在宅支援の事例)を通して、 今後の認知症のキュア(疾患構造と医療構造)とケアの 目指す方向は、地域包括支援体制つくりであると語られた。
2. 特別講演「アリセプト開発秘話」
認知症中核症状緩和薬“アリセプト”を開発された 杉本八郎先生が、アリセプト開発への情熱・信念、 開発に至った研究体験等を語られた。
【第2部】
<パネルディスカッション>
テーマ「地域で豊かに生きる」
認知症を抱える人とその介護者等を地域で支援しておられる 林理之医師・大田きよえ訪問看護師・澤田康子介護福祉士・ 新保博氏(小規模多機能施設介護利用者家族)が、それぞれの 立場からの支援の実際を語られた。
【効果】
第一部の2つの講演により、医療の側面から認知症の理解を深める ことができた。又、認知症を抱える人等の支援において、医療と 介護の連携と住み慣れた街での包括ケアが効を奏していること、 今後も必要不可欠であることが理解できた。
第二部のパネルディスカッションでは、コーディネーター 中村重信医師とのやりとりで、認知症を取り巻く医療・介護の 実態を知ることができた。参加者から「認知症に関する大事な問題が 分散されて検討されている印象を持った」とコメントがあり、 今、国が策定したオレンジプランに沿って進められている「地域包括 支援体制」つくりの重要性が強く意識づけられた。
【参考事項】
アンケート回収率 | 63% 総合評価は8割強の方が「良かった」と回答されていた。 また、自由回答には期待やエール等の言葉に加え、 市民フォーラムの継続開催への希望が多く記されていた。 尚、音響不備の指摘と手元資料配布の要望があった。 |
参加人数 | 150人(延170人) 一般市民(介護業界以外)が半数を占めた。 |
所 感 | 参加者数やアンケート調査結果から、成功に終わることが できたと考える。その背景には、講師やパネリストの方々の 話の内容が介護業界及び一般市民の関心事にフィットし、 臨場感にあふれたものであったこと、広報において、 共催(3団体)・後援(17団体)及び報道関係機関(京都新聞・ 読売新聞)からの協力が得られたこと等が考えられる。 |
日 時 | 平成25年2月24日(日) 13:00~17:00 |
場 所 | 京都アスニー |
その他 | ※手元資料については映像と音声に集中して頂く様にと 配布しなかったが、予期せぬ音響の不備が生じ、 反省点として受け止めた。 |
平成22年度
『認知症になっても、豊かな暮らしができるように~医療と介護の連携』
【基調講演】
認知症の行動・心理症状について
座長 | 小林 孝子 副理事長 |
演者 | 松田 実 先生 (滋賀県立成人病センター老年神経内科 部長) |
【パネルディスカッション】
認知症の人や介護者の負担を少なくするために~医療と介護の連携
司会 | 小澤 恭子 先生(京都府医師会理事) |
演者 | 藤原 哲司 先生(京都予防医学センター) 伊藤 賞子 理事(グループホーム小野 施設長) 武地 一 先生(京都大学病院老年科講師) 荒牧 敦子 理事(認知症の人と家族の会 京都支部長) 中村 重信 理事 (洛和会京都治験・臨床研究支援センター所長) |
日 時 | 平成22年12月12日(日) 14:00~16:00 |
場 所 | ひとまち交流館 |
主 催 | 京都府認知症GH協議会 |
後 援 | 京都府、京都市、社団法人京都府医師会、 公益社団法人認知症と家族の会、認知症を考える会、 エーザイ株式会社、ファイザー株式会社 |
平成21年度
『認知症に向き合い「自分らしく」生きるということ』
【基調講演】
『認知症でも大丈夫な地域を作るために』
講師:町永俊雄氏(NHKエグゼクティブ・アナウンサー)
【対談】
『忘れる事への支援と、出来る事を共に喜ぶ』
対談者 | 中村 重信 氏 (洛和会京都治験・臨床研究支援センター所長)、 鎌田 松代 氏(社団法人認知症の人と家族の会理事) |
日 時 | 平成22年1月24日(日) 13:00~17:00 |
場 所 | ひとまち交流館 |
平成19年度
【第1部】
【基調講演】
『認知症の予防、治療と介護』
講師:中村 重信 先生 (洛和会京都治験・臨床研究支援センター所長)
【パネルディスカッション】
『介護を通じて豊かな社会を』
◇コーディネーター
中村 重信 先生
(洛和会京都治験・臨床研究支援センター所長)
◇パネラー
西窪 一
(京都市保健福祉局長寿社会部長寿福祉課担当課長)
杉田 徳行(公認会計士)
荒牧 敦子(認知症の人と家族の会京都府支部代表)
竹中 真里(洛和グループホーム千代原口管理者)
澤田 泰子(グループホーム西山の郷管理者)
【第2部】
『音楽家からのメッセージ』 津軽三味線の演奏
日 時 | 平成19年11月22日(木) 13:00~17:00 |
場 所 | 京都西文化会館ウェスティ |
主 催 | 京都府認知症GH協議会 |
後 援 | 京都府、京都市、社団法人認知症と家族の会京都府支部 |